Vacheron Constantin、薄型記録を更新

Patrimony Contemporaine ultra-plate calibre 1731を携え、Vacheron Constantinは薄さの記録を打ち立てます。
Complicationは、愛好家垂涎の存在であると同時に製作が極めて難しい機構です。そのひとつであるミニッツリピーター(定義はこちら)は、現在時刻を“音で聞く”ことを可能にします。Patrimony Contemporaine ultra-plate calibre 1731(正式名称を最後まで息継ぎなしで発音できるのは、プロのアプネア選手くらいでしょう)は、世界最薄のミニッツリピーター・ムーブメント(厚さ3.90mm)を搭載し、ケース厚は8.09mmに抑えられています。
文字盤側面に設けられたソヌリ用スライダーを操作するだけで、2本のハンマーがゴングを打ち鳴らす優しい音色が解き放たれ、Vacheron Constantinの時計製造技術を堪能できます。同社が初めてミニッツリピーターを製作したのは、懐中時計に搭載された200年以上前のこと。履歴書に書けたらと思うほどの経験値です。
calibre 1731(Jean-Marc Vacheronの生年にちなむ)は、65時間のパワーリザーブと、通常のアンクル式調速機とは異なり完全に無音で作動するフライング・ソヌリ・レギュレーターを備えています。そう、音とは静寂に関するものでもあるのです。
直径41mmのケースは、薄さという要件に応えながら音を響かせるため、空気の循環やガスケットの排除など、ムーブメントとの共存を考えた最適化構造を採用しています。サファイアクリスタルのシースルーバックからは、ハンマーやゴング、ジュネーブ・ストライプを施した7つのブリッジなどを眺められます。
文字盤側は控えめでエレガントな仕上がりですが、8時位置に配したオフセンターのスモールセコンドで、少しばかり遊び心を添えています。
工房を出る前に、各モデル固有のソヌリ音が録音されます。そのため、メンテナンスなどで工房に戻った場合も、オーナーのもとへは必ず同じ音色で返されるのです。











