カート・コバーンが身に着けていた時計は?

グランジという音楽ムーブメントは、決して洗練されたファッションを特徴としていたわけではありません。それでも、独自のスタイルを生み出しました。では、グランジの真のアイコンであるKurt Cobainは、どんな腕時計を身につけていたのでしょうか?
この実存的な疑問が頭に浮かんだのは、ラジオから流れてきたThe Man who sold the Worldを聴いていたときのことです。Nirvanaが演奏し、アルバムUnplugged in New Yorkに収録された楽曲です。
ええ、少しばかり回りくどい流れです。Kurt Cobain → David Bowie / Ziggy Stardust → ファッション/ルック → Kurt Cobain → ファッション/ルック → 腕時計 → Kurt Cobainはどんな腕時計を持っていたのか?
グランジ・ルック
長く乱れた髪、大きすぎるシャツ(木こり風のチェック柄ならなおよし)、穴の開いたセーターとジーンズ、そして汚れていても履き心地のよい、年季の入ったスニーカー。これが90年代の理想的な装いでした。
このような服装に、どんな腕時計を合わせればよいのでしょうか? もちろん、グランジ特有の反ファッション的な姿勢においては、そんなことを考えず、手近にあった時計を適当に腕に着けていました。それでも、この反体制的なスタイルが、少しばかり「作り込まれた」ものだったのではないかと疑ってしまいます。

Kurt Cobainの腕時計
Kurt Cobainは、残念ながら自ら命を絶つその日まで、いつも同じ腕時計を身に着けていました(写真はネット上で見ることができますが、ここには掲載しないことにしました)。




それは、1980年代に香港で製造された、日本製クォーツムーブメント搭載のごくベーシックな腕時計です。ポートランド周辺で知られていた家具・家電販売店の経営者のために作られました。Tom Petersonは、本人が出演する広告を地元テレビで流すのが常でした。また、自分の姿をあしらった販促グッズ(ハロウィン用マスク、目覚まし時計、腕時計など)を作るのも好んでいました。


こちらは彼のテレビCMです(見る価値あり) 🙂
Kurt Cobainの死後、この腕時計はCourtney Loveから、バンド Babes in Toyland のボーカルで、夫妻の友人でもあったKat Bjellandに贈られました。
Bjellandによれば、腕時計は彼女が自殺してから1週間後に動かなくなったそうです。





