Greubel Forsey GMT:手元で巡る世界一周

Greubel Forseyは新たなコンプリケーションを加え、Greubel Forsey GMTを発表しました。時計メーカー各社がこぞって手がける人気のコンプリケーションですが、Robert GreubelとStephen Forseyはその名声に違わず、ひと味違うアプローチを選びました。
時計におけるGMT(Greenwich Mean Time)とは、第2時間帯を表示できるタイムピースを指します。通常、この第2時間帯は窓や針で確認しますが、Greubel Forseyは、時計に組み込まれた地球儀によって、私たちを慣習から解き放ちます。
地球儀は反時計回りに24時間で1回転し、地球本来の自転方向を忠実に再現します。
チタン製の地球儀は私たちを地上から浮かび上がらせ、青い惑星のさまざまな地点の時刻を、時間の感覚と正確さの狭間から見つめさせます。「東京で太陽が昇っている。ニューヨークは何時だろう?」。その体験は魅惑的で、心を奪われるほど。Google Earthさえも、ありふれたツールに感じさせます。
ケース側面の窓からは、地球を赤道方向から眺められます。南極だけは、南極点に位置する機構に遮られて見ることができません。この視覚的な表示を補完するのが、地球儀の上(11時位置)に配された12時間ダイヤルと、地球上の世界時を示す周縁表示です。昼夜の表示に曖昧さは一切ありません。
5時位置には、Greubel Forseyの得意分野を示すTourbillon 24 Secondes incliné à 25°を搭載しています。
2時と3時位置には、スモールセコンドとパワーリザーブ(72時間)をエレガントにまとめた「ゾーン」を設けています。
時計を裏返すと、24都市を表示するワールドタイムディスクと、色で昼時間と夏時間を区別した24タイムゾーンの世界時が現れます。手作業による仕上げの美しさを、太陽のモチーフがさらに引き立てています。
この驚異的な時計のムーブメントには、436個もの部品が必要でした(そのうち87個はトゥールビヨンケージだけに用いられています)。地板とブリッジは丁寧に手作業で装飾され、ムーブメントは直径43.50mm、厚さ16.14mmのグレーゴールド製ケースに収められています。
文字盤、ケースバック、そして地球儀を観察できる側面の窓には、いずれもドーム型のサファイアクリスタルを採用しています。ブラックのアリゲーターストラップは手縫いで仕立てられ、グレーゴールド製のフォールディングクラスプを備えています。
「時計の発明家たち」の精神から、またひとつ素晴らしい作品が生まれました。









